不登校安定期の対応!
不登校初期は、「うちの子が、不登校になるなんて信じられない~」
と不安、心配、悲しみなどの感情が沸き起こり現状を受け入れられない
状態の方が多いのではないでしょうか?
そこから、子どもの現状を受け入れることで、学校には行けないけれど
お子さんは、少しずつエネルギーを溜め始め、家庭内ではリラックス出来ている安定期の状態に変化していきます。
【安定期のお子様の状態】
・日常生活を取り戻す。
・精神的に安定してくる。
・気持ちを吐き出すことができる。
・エネルギーが溜まってくる。
・勉強や学校の話は嫌がるが、自分の好きなことや遊びに
興味を示すようになる。
【安定期のお子様への対応のポイント】
・エネルギーが、回復しつつあるが、まだ十分ではないので
焦らない!
エネルギーが、溜まってくると、子どもは
「明日は、学校に行く」
と言って、前日の夜に学校に行く準備を始めます。
その姿を見ると、親は心の中では、
「そうは言っても、明日行けないこともあるよね」
と行けないことも想定内の考えと思いながら
嬉しい気持ちが溢れてきます。
しかし、・・・
次の日の朝、やはり行けないと
行けないことも想定内と思っていながら、行けないことのショックが隠せません~
こんなやり取りを何回か経験していると
子どもの言動に一喜一憂してはいけないと思うでしょう。
でも、親だからこそ子どもの言動で一喜一憂するのは、
仕方がないことです。
ただ、その感情に振り回されないように
注意をすることが大切になります!
・精神的に安定してくると初期の頃に話せなかったことを
少しづつ話してくれるようになります。
この時に、学校に行けない理由を話してくれることもありますが、
話してくれなくても、原因を突き詰めないことが大切です。
あくまでも子どもの話をじっくりと聴くに徹することがポイント!
・子どもが、過去のことを持ち出して、親の言動を批判してきたら
本当に悪かったと思ったことは、きちんと謝る。
全て、子どもの言うことに従うことが必要ではない。
親だって間違いはある。
だから、 気づいたら謝ることで、子どもも謝りやすくなる。
・心が安定してしてきたら、簡単な家のお手伝いをお願いしてみましょう。
「ありがとう」を言いやすい環境をつくったり、ちょっとしたことでも
子どもの良い部分を見つけたら、すぐに褒めましょう!
褒める機会を増やすことで、子どもの自己肯定感がアップしていきます!
この時期は、子どものエネルギーが溜まってくると、
すぐにでも学校に戻れるのではないか?
そのためには、勉強を進めておかないと・・・
など、親が先走ったり過干渉をすることで、せっかく子どものエネルギーが溜まってきて
親子の会話も普通にできるようになったのに、一気に初期の段階に戻してしまうことも多々あります。
これを回避するためにも、親が焦らない、先回りしない、過干渉を避けるを意識してみましょう。
そして、子どもが好きな趣味や子どもが楽しいと思う遊びに関する話をすることで
安心してくつろげる家庭環境を維持しましょう。
この時期は、まだ正論・アドバイスは禁句ですので、ご注意を!
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