不登校初期の対応
こんばんは!不登校専門カウンセラー横山陽子です。
本日は、不登校初期の対応についてまとめてみました。
不登校初期の対応によって、その後登校渋りで終わるか長期戦の不登校となるのかの分かれ道になります。
大抵の方は、子どもの不登校に関わることが初めてだと思います。
だから、知識がなく
子どもに、「学校に行きたくないーーー!!」と言われたら
そんなこと言われても、このままズルズル休ませたら、
尚更行かないのではないか?との不安や心配を抱える方が多いのではないでしょうか?
◆不登校初期の対応でやってはいけないこと
①子どもが嫌がっていたとしても、
無理やり学校に行くようにしつこく言ってしまう。
②行かなければ、ゲームも携帯も禁止、何も遊びに関することやらせない。
③病気なら、休む理由になると、子どもが望んでもいないのに
強引に病院に行く。
④不登校初期は、本当に身体に異変が表れるのに、
ずる休みだと子どもの身体の異変を認めない。
⑤子どもが話したがらないのに無理やり、行けない理由を探る。
⑥強引に友人とのコミュニケーション手段のスマホなどを奪う。
◆上記のようなことをやり続けると
①初めは子どもも「少しだけ休んで数日したら学校に行こう」と
思っていたとしても、本当に行けなくなる。
②エネルギーが消耗して、何に対しても意欲がなくなる。
③親への不満から親子関係が崩れることで、益々行けない状態になる。
④欠席が増え、勉強が遅れることで行きにくくなる。
⑤本当に身体の異変があるのに、友人などからずる休みだと
思われるようになり、それによって行きにくくなる。
⑥次から次へと行けない理由が増えていき、元々の原因・
妨げになっていることがわからなくなる。
⑦友人とコミュニケーション取れなくなると、
全てが敵のように思えてくるなど、マイナス要素の思考になる。
◆望ましい対応
①うるさいことを言わずゆっくり休ませる。
②親は子どもを信じ、外部の噂を鵜吞みにしない。
③休みたい理由はわからなくても、学校へは体調不良で欠席を伝える。
心が充電すれば、数日で復活することもあるので、親が先走りしない!
④正論は、子どもの心が整ってきてから、それまでは、理不尽なことも大目につぶらなければいけない時期もあると心得ておくことが大切。
⑤子どもへ上から目線で話さない、命令指示は厳禁。
⑥アドバイスは求められた時のみに徹する。
提案はするが、あくまでも選ぶのは子ども自身。
⑦聴くに徹する。
「親は子の味方であると、家庭は安心できる場所だと伝え続ける!」
安心できる環境が整うと、子どもから親へ少しづつ話してくれるようになります。
そこまでは、本当にしんどい時期です。
しかし、ここで何とか親御さんが、不登校初期の望ましい対応をすることで、
親子の関係性を悪化しないで、その子にとって望ましい解決策に近づきます!
不登校初期に一番、回避したいことは、子どもが家庭でも休むことが出来ず、心の充電が出来なくなってしまうこと。
そこから、更に親子関係まで崩壊させてしまうことです。
家庭まで居心地が悪いと、自室に籠りがちになってしまうことが多々あります。
学校には行けなくても、我が家が居心地が良ければ、子どもにエネルギー溜まったら
動き出しますよ!
居心地いいけど、なかなか動き出さないお子さんに、親御さんが出来ることは色々あります。
1人では考えられない方は、こんな時こそカウンセリングをご利用下さい。
『頑張り屋さんタイプの子の不登校脱出!」がわかる無料メール講座ご案内は
下記をクリック!
0コメント