不登校について思うこと
こんばんは!
不登校専門カウンセラー横山陽子です。
近年、不登校の認識も変化が見られるようになりました。
不登校になっても何が何でも学校に戻そうとする
ことも少なくなったのではないでしょうか?
とは言っても・・・
文科省統計データ(平成30年度)によると
中学生の不登校の生徒数119,687人全体の3.6%
前年度から9.8増加しています。
中学校までは、学校が進むにつれて増加し、中学3年生が最多になっています。
高校では、不登校になった生徒は通信制高校などの選択肢も広がることから
などの理由もなり、減少傾向にあります。
不登校の人数が増加傾向といっても、クラスの大部分は普通に登校している。
その現実をみると、
「行けないことは、いけないこと~」
「子どもを何とか学校に戻さないと、
今後どんな人生になってしまうか不安でたまらない~」
そんな不安・心配がお母さんの中に芽生えると、
悠長に子どもを信じて待つことが難しくなるのではないでしょうか?
不登校になる生徒は、
忍耐が足りないのではないか?
我がままではないか?
親が甘やかすから、子どもが親の言うことを聞かないのではないか?
など、不登校に関する知識がない方がいたら
その認識は誤りだと言いたい!
頑張り過ぎたから、エネルギーを消費して動けなくなっている。
自分の意思・考えを持っていることと我がままは、違う。
親も頑張り屋さんで、子どものために良かれと思ってやっていることが
子どもに上手く伝わっていないだけ。
それは、不登校問題を抱えている親子だけではなく、どこの家庭にもあること。
不登校になるのは、特別な子だけではなく、
誰でもちょっとしたきっかけでなりうることを、1人1人が認識していたら
今不登校問題を抱えている子も親もラクになる。
そんな、認識が当たり前の世の中にしたいという野望を持ち
サポートを行っています。
私1人が出来ることは、微々たるもの。
しかし、1人1人の認識が変わることで、
大きな変化となる未来を広めて行きたいと思います!
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