不登校の子の対応:2種類の愛情のタイミングとバランスが合うと上手くいく!
「完璧主義」思考の人が持っている
「甘えてはいけない」
「頼ってはいけない」思考についてのお話です。
●何故、何でも自分でやらないと気が済まないの?
・人にお願いするのが面倒
・人に任せて、適当に済まされるのが嫌だ
・人にお願いして、自分の思い通りにならないとイライラする~
だから
自分でやった方が、早いし、イライラしなくて済む!
●完璧主義でも人との関わり方が、上手くいくのは?
完璧主義思考を
持っている人は、やることが早いし、
何でも出来る人が多いです。
でも、よーく観察していると・・・
完璧主義思考持っている人でも
人との関わり方が、上手くいっている人は、
『全て自分でやろうと思っていない!』
頼ったり頼られたりしている。
人に頼られたら、
精一杯自分の出来ることをやる。
そして、
自分だけでは、難しい時は、見栄を張らないで、
「Help!」と人に頼ることが出来る。
『人に甘えられる、お願い出来る力』
を持っていると、これからの社会で
生きていきやすくなります。
何故なら、どんなことも人との
関わりが生じるからです。
●甘えと依存の違いは?
完璧主義思考を持っていると
甘えるのはいけないことという誤った捉え方が、
自分自身を苦しめていることがあります。
ずっと人に頼りっぱなしで
自分だけで何も出来ない状態は依存です。
甘えとは?
・1人で出来ないことをサポートしてもらうこと
・1人では、限界があることを一緒に考えてもらうこと
・他の人にお願いした方が、スムーズに
いく場合など代りにやってもらうこと
誰でも得意・不得意あるし、
調子の良し悪しで、普段できることが
出来なくなることもありますよね?
そんな時は、無理をしない!
人に甘える頼ることは、
自分を守ることでもあります。
●「○○しないといけない」に
囚われていると、自分自身を大切に出来ない!
『自分でやり遂げなければいけない』
何故なら、そうしないと
「私を認めてもらえないから」
「大切にしてもらえないから」
私は、そんな気持ちを
ずっと抱きながら生きてきました。
そんな、私が、
○○べき思考に反応が鈍くなってからは、
『自分自身のことも
大切に思えるようになりました!』
そう思えるようになってからは、
本当に無理なく過ごせてラクになりました(^^♪
●きっかけは、娘の不登校だった!
変化が訪れたのは
娘の不登校を経験してからです。
不登校問題を
抱えていた時の私の自己肯定感は
過去最低だったでしょう~
しかし、
そんな状況を何とかしたくて
一生懸命にただひたすら、前を向いていたら
わかってくれる人が、支えてくれる人が、
助けてくれる人が現れたのです。
(実際には、そのような人が周りに
いたことに気づいたということです)
この状況を変えたいと強い思いがあったから
見栄なんてどうでもよくて、心から素直に
「Help」を発信していたと思います。
不登校になり傷ついた
子どもの心を満たしてあげたい、
気持ちがあっても、
母親の私が、
カラカラになっていた心を
母性的な優しさで癒されなければ
とても次のステップに進むことは不可能でした。
●愛情は2種類ある!
傷ついた心を癒す!
母性的な愛情で心が潤ってくると、
主観的にしか見えなかった状態から、
客観的に物事が見れるようになります。
広い範囲で物事を捉えられるようになると
今までと違う方法を試してみたり、
取り入れてみようと、行動力が増してきます。
そんな状態になってきたら、
父性的な愛情の出番です。
行動しようと思っていても
なかなか踏み切れないでいる時は、
一歩背中を押してあげたら
動き出せそうな時は、
勇気を後押ししてあげましょう!
●愛情の掛け方のタイミングと
バランスがわかると上手くいく!
人によって、どちらかが
多い・少ないはあると思いますが、
女性にも男性にも母性・父性
両方備わっています。
上手くいっていない時は、
この愛情の掛け方の
タイミング、もしくはバランスが悪いのです。
心がカラカラ状態なのに、
正論やマナー的なことばかり言われる
父性的な愛情では、ますます、
心がカラカラになってしまいます。
エネルギーが溜まってきて
『よし、動き始めよう!』
と思っているのに、
『ゆっくりしていていいんだよ~』
『まだ、動き出すのは早いよ~』
と母性的な愛情ではせっかく自分で
『勇気をだして行動してみよう!』
と思ったのに・・・
また、動き出せなくなってしまいます~
●そうは、言ってもタイミングが難しい?
子どもが動きだそうとしていたら、
子どもが自分で考え出したことを
肯定的に受け止める。
そして、
『信じて勇気を後押しする!』
勇気を出して動き出したけれど
また、疲れが溜まり、
不安や心配を抱えているようなら、
その時に、
母性愛の状態に戻ります。
心に潤いが、
必要な時は母性愛に戻る。
潤ってきたら、
そっと手放し父性愛を持って接する。
これを繰り返す感じです。
子どもの不安な気持ちを
分かち合ってあげる。
もし、理解出来ない状況だとしても、
『わかろうとする気持ち』
が、大切なんです。
不登校でお悩みの親御さんにとって
今は、気が休まる日はないかもしれません。
しかし、
子どもをわかろうとする
気持ちがあれば大丈夫!
時間は、かかるかもしれませんが
子どもには必ず届きますよ。
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