不登校の時に支えてくれた父が生前最後に渡した物は?
こんばんは!
不登校カウンセラー
横山陽子です。
先月、父が他界しました。
その日の朝まで、
私は父と会話を交わしていた
それなのに・・・
その日のお昼には、
声を掛けても
何も返ってこないとは、
想像できませんでした。
父は、新聞の4コマ漫画を
毎日切り取りノートに貼り、
日付と天気一言日記を書く
のが習慣でした。
亡くなった前日まで
書かれていたノートには、
最近の体調のことも
書かれていました。
『今日は、調子が悪いから
午前中から寝ていた』
『食欲がない。
少し動くだけで苦しい』
最近は、体調不良の
コメントが多い中、
いつもと違うある日の出来事が
目に留まりました。
『今日は、久しぶりに○○
(孫の名前)の顔を
見れて良かった。
お姉さんになって誰だか
わからなかった。
1人暮らしを始めて
随分しっかりしたもんだ』
父が亡くなる少し前に
1人暮らしをしている娘が
帰宅した時に、久しぶりに少し
話すことが出来たのです。
その時に、
父は娘にお小遣いを
渡していました。
娘は、「いいよー」
と言って
遠慮していたのですが、
父は、
「なかなか渡せないから・・」
と言って、
お年玉袋に入れて
渡していました。
その日が、
娘と父が会話をした
最後の日でした。
父は、定年まで土日も仕事の
業種で働いていました。
そのため、
私が、子どもの頃
参観日や行事に来てもらったり
休日に一緒に
出掛けた思い出が
ほとんどありません。
父はそのことを
ずっと気にしていて・・・
私達子どもとは、
関わる時間が少なかった分
代わりに孫と関わる時間を
大切にしてくれました。
子どもが幼少期の頃
私が、息抜きしたい時は
娘を公園で遊ばせてくれたり、
子どもが体調不良の時は、
病院への送迎も嫌な顔をせず
やってくれました。
子ども達の習い事や
塾の送迎も自ら進んで
引き受けてくれました。
そして、
娘が、不登校だった時も
私が、仕事で
送迎出来ない時は、
娘に変なプレッシャーを
与えることなく、
娘の思いを尊重してくれて
学校までの送迎を何回も
引き受けてくれました。
娘の心が回復出来たのも
父の温かい優しさが、娘にも
伝わったからだと思っています。
娘の不登校で私が苦しい時も、
父は、いつも私達のことを
心配しながらも
うるさいことを一切言わず、
ただただ見守ってくれました。
その気持ちが、私は本当に
嬉しく、ありがたかったです。
父が亡くなった知らせを
娘にすると、
電話口で泣くのを
必死で堪えているのが
わかりました。
電話を切ってから、
泣いたであろう、真っ赤に
なった目で娘は帰宅しました。
カバンの中から見えたのは、
先日、父が生前最後に渡した
お年玉袋でした。
父も本来の自分らしさを
取り戻し、自分のやりたい道に
懸命に進んでいる娘の姿を見て
安心して旅立ったことでしょう。
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