不登校の対応:その不安は必要?
あと数週間で1学期が終わりますね。
今まで不登校だったけど、
登校出来るようになってホッとしている子もいれば
行こうと思ったけど
学校に行けずため息が増えた子
立場によって夏休み前の思いも
違うのではないでしょうか?
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●メルマガ読者様からのご質問にお答えします!
昨年度まで不登校だったけど
新学期から登校出来るようになった
高校1年生娘ついてご相談させて下さい。
「無理しているんじゃないか?」
「頑張り過ぎなんじゃないか?」
と、心配しても仕方がないのですが
無理をし過ぎるとまた学校に
行けなくなるのではないかと
思ってしまうと先走って
「無理しなくていいよ」
と余計なことを言ってしまいます。
娘は、少し不安に思う日も
あるようですが、
学校に行けるようになったことを
ホッとしているようです。
(以下省略)
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質問内容からお子さんが、
親子分離を始めていて
「無理している訳ではないよ。大丈夫!」
というメッセージが伝わってきます。
勿論、子ども自身
不登校だった過去を思い出すと
不安を感じてしまうこともあるでしょう。
その不安が、
「まだ動き出すのは早いよ~」
と子ども自身を守るために、
防御するための不安なら、
今は、動き出す時期ではないと、
教えてくれている
必要な不安なのかもしれません。
しかし・・・
子どもから自ら前進しよう!
という姿勢が見られるのなら、
お母様のその不安は、必要でしょうか?
明日は行けないかもしれないし、
何の問題もなく、すんなり行けるかもしれません。
未来がどうなるかは、誰もわからないですよね😊
ですから、
自分でどうにか出来ないこと、
コントロールできないことは
『魔法使いじゃないから、
どうすることも出来ないよね~』
と気づけば👌
そして、
問題が出てきた時に、どうするか考えましょう。
●もし、子どもが行動出来ることで不安がっていたら?
例えば、
勉強の遅れなど、行動に移せることの場合は、
本人のやる気次第で、
その後の気持ちを変えることが出来ます。
少し予習をして行ったら、
周りの子(不登校ではなかった子)も
「思ったより出来ない子もいたよ~」
と、少し自信を取り戻して帰ってきたりします。
●その『不安』自分でコントロールできる?
コントロール出来ること=行動出来ること
子どもが不安がっていて、サポートを希望してきたら、
「今何ができる?」
を一緒に考えてみましょう。
子ども自身の不安が薄れてくると、親のフォロー求めなくなるでしょう。
そして、子どもの羽ばたきを見守りましょう。
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