不登校回復期から子どもが動き出すには?
不登校初期に比べたら、
子どもは、自室に引きこもる
ことも少なくなり、
リビングでくつろげるようになった。
家族とのたわいのない
会話も増え、
子どもの笑顔も増えてきた。
「子どもが、学校にいかなくても
子どもが笑顔で過ごせるならいい」
と、思ってはいるけれど、
なんかモヤモヤする・・・
不登校回復期からなかなか変化しないのは?
不登校になる前に戻って欲しいと無意識で思っているから
子どもには、
「無理して学校に行かなくてもいいんだよ」
と、言っていたとしても
お母さんの顔の表情、
声のトーンから
違和感が伝わってくると・・・
子どもは、
『本心で言っていない~』
と、親に対しての
壁を取り壊そうとは思いません。
特に子どもが、
頑張り屋さん優秀タイプの場合は、
不登校になるまでの輝かしい
過去の栄光があります。
「真面目にコツコツ勉強が実り、
超難関中学に合格出来た!」
「全国大会を目指す強豪校で
リーダーシップを発揮して部活に励んでいた!」
「体育祭では、応援団長!
クラスを活気づける人気者!」
「小学校の頃から、学級委員や
生徒会の会長を引き受けるなどの
しっかりさん、先生や保護者の信頼も厚い!」
今まで一生懸命頑張って
目標に向かって励んできたことでしょう。
だからこそ、
子どもも親御さんも
不登校になる前の過去の
思い出が、輝かしければ輝かしいほど、
不登校の現状が辛いし、
受け入れることが難しいでしょう。
過去にこだわっていると
見えるものが見えない!
過去の輝かしい栄光は、
お子さんの頑張った証に
間違いはありません。
しかし、それは・・・
お子さん自身が
本当に手に入れたかったことでしょうか?
お子さん自身が、
好きで取り組んでいたことでしょうか?
十分に休んで
エネルギー溜まっている
はずなのに、子どもが動き出せない。
だとしたら・・・
上手くいっていない部分を
振り返り違う方法で、
試してみる必要があります。
子どもの求めている
本当の心の声を受け入れられる
準備ができてくると、
子どもから、
ぽつりぽつり・・
と、話始めてくるでしょう。
少しでも子どもの
成長や前向きな姿勢が見れたら、
言語化して褒めたり、
心からのサポートを伝えましょう。
サポートする時は、どんな言葉掛けがいい?
提案はOK!先回りやコントロールはNG!
「お母さんに出来ることある?」
「今はない」
と言われたら、
「何かあったら言ってね!」
と、伝えます。
子どもが、意見を求めてきたら・・・
提案はするが、あくまでも
最終的判断は、子どもに任せましょう!
そんなことを
積み重ねていくうちに
今まで話してくれなかったことを、
子どもが、話してくれるようになります。
「本当は、中学受験しないで、
地元のサッカーチームで
友達とサッカーをしていたかった~」
でも、
お父さんに「ダメだ~」
と、言われた過去がある・・・
「本当は、生徒会とか
人前で話すことはしたくない。
裏方で、できることを
やっている時の方が落ち着くんだ~」
でも・・・
人に頼まれると
「嫌だ!」って言えないんだ~
子どもにとって家庭が
安心・安全の存在になれた時、
子どもが、心の奥底にしまっていた
気持ちを吐き出せるようになりますよ!
親の無条件の愛情が伝わった時、子どもは活動を始める!
何かを我慢したり、
誰かのためにやるのではなく
子どもが、
本当にやりたかったことがわかる!
そして、
それに向かって
動き出せるようになります!
不登校前に考えていた
目標とは、違う目標に向かっている
かもしれません。
ありのままの子どもが、
目指している方向性を
お母さんが
『心から応援してくれている!』
その思いが、
子どもに伝わった時、
本来の頑張り屋さんタイプの子の
特性を活かして活動し始めます!
お母さん自身の
気持ちが整っていると、
子どものちょっとした
変化も見逃せず、
キャッチ出来るようになります!
そのためにも、
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